綾の鼓―いすぱにやの土 (文春文庫) 価格:2,700円 新品の出品:円 中古品の出品:1円 コレクター商品の出品:316円 カスタマーレビュー あらゆる絆を断ち切り、困難を乗り越え、人妻をスペインに伴った外務省通訳官が、貫き通した愛する女への献身と生涯の約束とは?―男と女が、自由を求め恋に生きるためには、どれほどの勇気と情熱が必要か。恋の苦悩を物語る能の秘曲「綾の鼓」によせて、大人の恋愛を切々とえがく香り高い長篇恋愛小説。 |
閉ざされた海 中納言秀家夫人の生涯 (講談社文芸文庫) 価格:551円 新品の出品:円 中古品の出品:441円 コレクター商品の出品:2,340円 カスタマーレビュー 戦国に生きた男女の運命を哀切に描いた名作 関ヶ原の戦いに敗れ、八丈島に流人として生きた宇喜多秀家と、故郷加賀に孤独の生を終えた奥方お豪。二人の生涯を通して、真の幸福の意味を追求した長篇歴史小説 |
往復書簡 (講談社文芸文庫) 価格:1,296円 新品の出品:4,400円 中古品の出品:341円 コレクター商品の出品:1,200円 カスタマーレビュー 個性光る魅惑的な言葉のセッション強烈な個性と独自の作風を誇る、2人の代表的女性作家、宇野千代と中里恒子の間で交わされた80通の書簡。1974年12月より翌年10月までの長きにわたり、2人は互いの作品評から文学論、さらには生活スタイルの細部まで語り合い、発表当時、大きな評判を呼ぶこととなった。ひかえめな筆致の背後にある、2つの個性のお互いに譲らぬスリリングな対話から、女性と文学の真髄を知る貴重な一書。金井景子65歳と77歳の2人の女性作家の語りの中には、弱さも強さも優しさも、山姥が妖術を繰り出すがごとく変幻自在に現われては消え、読む者を翻弄する。どちらかがボケでどちらかがツッコミという役割の固定化もない。巧みに誘い水を向け、相手の「キャラ」を崩してはまた再構築するさまは、数ある往復書簡の中でもちょっと他の追随を許さない面白さである。――<「解説」より> |